子供が本を読むようになって欲しい。
どうしたらもっと本を読む子供になるだろうか?
保護者様からよく聞く質問です。
この答えはいたって簡単です。
それは親も一緒に本を読むということです。
それはどういうことかと言うと子供の頃に戻ってみるとわかると思います。
子供は親がしていないこと、親が嫌な顔をしているモノにはあまり手を出そうとしません。
親が楽しそうにしているモノ、自然としているモノに手を出します。
親も一緒に本を読むこと。
これが子供が本読みになるために必要なことです。
そして本を読みはじめた時、注意してほしいことがあります。
それは読む本の内容にケチをつけないということです。
漫画の本でも良しとすることです。
歴史の本とか百科事典とか、勉強に役立つモノでないとダメというと益々本が嫌いになりますよ。
そして
「本を読むことは楽しいなぁー。」
「本を読むことで、人として成長できて、良い仕事ができるようになったんだー」とか。
嘘でも良いので、本を読んだことで良いことがあるというのを伝えましょう。
(本を読んで、人として成長しないことはないと思いますが、、)
そしたら自然と本を読むようになります。
ちなみにですが、皆様に有名な偉人の方で、本読みの遅咲きの方がいます。
その方の名前は、福澤諭吉さんです。
(2枚とも福沢諭吉さんです。)
十四、五歳まで本を読まなかったと言われています。
今でいえば、中学校三年生ぐらいまで読んでいなかったのです。
彼が本読みになった理由は、周りと違って、自分だけが本を読まない姿が格好悪いと思ったからのようです。
こんな偉人の方でもそうだったのですから、大きな心で持って本を読む楽しさを伝えましょう。
自然と本読みになりますよ。