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執筆者の写真マナビバ福岡

長崎な1日(No.318)


日曜日の出張サポート。

今回は長崎へと行ってまいりました。

休むことももちろん大好きですが、仕事も変わらず大好きでして、日曜日も大好きな仕事が出来ることに幸せを感じています。

長崎への移動中の景色からは夏を感じ、読書を楽しむと共に癒されていました。

 

長崎の生徒はひと一倍頭の回転が速い子です。

ひと一倍が目立ちすぎるがあまり、ネガティブな言葉でとらえられています。

彼は生きる目的をしっかりと見定めたいからこそ、考えすぎる傾向にあるだけです。

多くの人がしているからするという理由では動かないし、何も見えなくて暗闇にジャンプすることをもしないだけです。

そんな生徒だからこそ、毎度授業構成を変えています。というより生ライブです。

世間話を楽しみつつ、好きな化学の話。また世界史や日本史の雑学。

これらを楽しみつつ、要所・要所に英語数学の基本的な要素を講義しました。

集団だと難しいですが、個別だからこそ出来ることです。

生徒1人ひとりの個性が違うように、学習サポートの仕方は変わります。

昨日は大好きな部活の行事より、僕の授業の方が大事で好きだということを言ってもらい、出逢い始めの頃と比べ人間的に大きく成長した姿とともに、褒めの言葉に嬉しさを感じていました。

終了後は、いつも行く中華料理屋さんで今日は皿うどんではなく、チャーハンを頂きました。

常連さんがよく頼んでいるのを見ていたので、気になって注文しました。美味しい味でしたが、次回はいつもの皿うどんにしたいと思います(笑)

長崎からの帰り道では、

トトロが出てきそうな夏景色に癒されていました。

自然の美には勝てませんね。

 

今週の塾長おススメ映画です。

今週は『解夏』(★★★★☆)

季節が夏だしなという軽い理由から本作を選び観ました。

映画の舞台がまさかの長崎で、映画を観えた時にタイミング良く長崎に行くことから、この偶然を勝手に楽しんでいました。

映画の世界の余韻に浸りたく、帰りまで少し時間が空いたので、撮影場所に訪れ、長崎を別角度から堪能していました。

撮影場所のクライマックスでも使われる興福寺は、本作の作者 さだまさしさんが幼少時代に通っていたバイオリン教室の道というご縁から本作で描かれたそうです。今回は映画に出てくる白いさるすべりの花は見られませんでしたが、次回チャンスがあれば伺いたいと思います。

本作は突如襲われる病気によって、徐々に失明することになった主人公(大沢たかおさん)

が大好きな教師の仕事も辞め、故郷の長崎へと帰ります。

そのことに対して全く知らせることがなかったことに怒り、主人公の恋人(石田ゆり子さん)が長崎へと怒ってやってくるところから始まります。

視力を失うなかで、今まで出来たことが出来なくなる。

その中で受け入れたくもない自分の醜い我とも向き合います。

本作ではそれを行と呼んでいるものです。

映画では5分の出来事でも、実際は数カ月、いや数年の出来事かもしれません。

“行”をこなす日々は簡単なモノではないはずです。

しかしそこにめげず、行をやり終えた(解夏)主人公はヒロインと共に興福寺で涙のクライマックスを迎えます。本作を観終えたら僕同様、興福寺のさるすべりに自然と足を運んでしまうでしょう。

失って気づくことがないように、今ある有難さに感謝を、花は無きさるすべりを観て感じていました。

『行きたい大学・学部合格への』

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