慶應本格実践始まりました。
今日は文学部の小論文、そして経済学部の小論文。
文学部の小論文は要約のため、要約とは何か?
要約のソモソモのルールからレクチャーをし、短めの文章からの要約を始めました。要約にあたり、数日前に作成した魚の骨シートを使い、文章構成を明確にすることから始めました。
文章で言いたいことは何か?そしてそのことを述べるために著者がどういう順番で論を構成しているのか?
そこを明確にさせています。
今日が初めての挑戦でしたが、はじめにしては上出来です。
回数を多くする事に慣れていき、1ヶ月もしないうちにスラスラと書けるようになります。
次に経済学部の小論文は小要約とそれに基づいた発想問題。
小要約は現代文の問題に近いため皆、良く出来ておりました。
ただ発想問題においては経済学的思考が不慣れということもあり、その要素が不足していたためお題をもとに経済学的思考のレクチャーをしました。
経済学的思考というのはこういうことです。
本文では自分の意見を素直に言い、そして権威のある者にもそうでない者にも平等に接するソクラテス的思考の人を企業などの組織においてどういう条件が必要か?という問題でした。
それに対して、経済学部的にはあまり評価されない答案は、
・新しいことをする人を受け入れる会社文化を作る
・社長が社員の声をよく聞くようにするなど社会学的答案です。
簡単な例を出すと、授業中うるさい生徒の対応として注意をするや廊下に立たせるなどです。
経済学部的に正解な答案にするためには、発言をしやすい環境として新たな取り組みをして、会社の業績に役立った場合は売り上げの10%をボーナスとして提供する。そして3回までは失敗額が1000万円を超えない限り、査定の対象としない。
会社の前年の売り上げの1.5倍ほど売り上げた場合階級を1つ上げるまた基本給を1.5倍にする。
など人が自然と行動するインセンティブをもちやすいように論文を構成することが重要です。
こちらも回数をこなすうちに慣れていきます。そして慣れていくうちに世の中の見る景色が変わります。
来週も本格実践を続けて、この1ヶ月で慶應合格へと大きく一歩を踏ませます。
《塾長今日のひとこと》
やっていくうちに慣れる。慣れれば当初のビビった自分がウソのように感じる。
成長とはこういうものです。
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